2009/06/21

川治温泉・湯けむりの宿 柏屋に投宿

平成21年6月20日、川治温泉の柏屋に投宿。
川治温泉は鬼怒川温泉のひとつ北にある。
日光、中禅寺湖、奥日光、鬼怒川、川治、湯西川、川俣、女夫淵、加二湯と温泉郷が群がっている栃木の温泉三昧エリア。
蕨屋はこれまで、中禅寺湖温泉の四季彩、湖上苑、奥日光の小西ホテル、休暇村、川治温泉の宿屋伝七、川俣温泉の清和園、鬼怒川温泉の若竹の庄、鬼怒川温泉ホテルなどを巡って来た。
バブルの全盛期にはバスで乗り付けてくる団体客中心に鬼怒川温泉郷も巨大化しながら発展したが、バブル崩壊とともに巨大旅館ビジネスモデルも行き詰まり、苦しい経営が続いている。
一度、団体客中心の大味なビジネスをやってしまうと、個人客向けのきめの細かい、質を売るサービスに転換するのが難しいものだ。鬼怒川温泉も川治温泉も、団体客受けする巨大旅館が多い。ここ柏屋もそのひとつ。
親会社?の柏屋ホテルは2年前に破産しているが、柏屋旅館(湯けむりの里 柏屋)は営業を続けている。


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ネットでじゃらんのお得プランを探して、今回は19050円のプラン。

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川沿いの和室10畳、チェックイン1時、チェックアウト11時。

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12時半に到着、1時のチェックイン5分前までロビーで待たされたが、ロビーも川沿い、景色もよく苦にならず。

ここのウリは鬼怒川と男鹿川が分岐する清流沿いに建ち、部屋からも露天風呂からも清流が眺められ、実にゆったりできるところ。

6階建ての4階。きれいな和室で部屋からの眺めもよい。

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風呂は男女それぞれに大きな内湯と露天風呂、温度のやや低い(36℃)源泉ぬる湯、サウナの4つセット。

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内湯も露天風呂も大きい。団体客が20人くらいどっと押し寄せて来ても大丈夫なくらいゆとりの広さ。

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露天風呂には遮蔽物がない開放的な作り。川の向こう側には橋、町営の浴場があり、ハイキング客も通るので、丸見えではある。

源泉温度が低いので加温、加水はしていない、循環はしている。大旅館だから仕方ない。
内湯は若干の塩素臭。露天風呂は気にならない。

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他に貸し切りの内湯と露天風呂のセットが2つ。この貸し切り風呂、通常は3150円取られるのだが、今回は貸し切り一回ただのプラン。

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朝、7時から50分予約したが、露天風呂がちょっと熱めだと女房がいい、もう一つのほうにチェンジしてもらったので、両方の写真がとれた。眺め、開放感は抜群です。

食事は朝夕ともに食事処、隣の席と近く、衝立がないので、やや落ち着かないが質、量ともに、この料金なら充分なもの。
温かいものは出来たてが出てくる。

前菜

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お造りは冷凍もの?か、やや水っぽい、凡庸なもの。
岩魚の塩焼き。炭焼きで焼き方はかなりよく、頭からいけた。

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温物は山菜と牛肉、コラーゲン麺?の変わり鍋。ホームページではスキヤキぽかったのだが。
煮物は筍、里芋、揚げ湯葉とこんにゃく。

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酢のも。
追皿は新じゃがのグラタン。濃厚なコーンスープがソースになったもの。

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ビーフシチューが出てきた。やや緩めのルーだが美味しかった。
ご飯は筍ご飯、固形燃料で蒸籠蒸しにする。

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デザートは豆乳のブラマンジェ。

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朝飯。

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席に着いてからオムレツ、温物、焼き魚が出てくる。
白飯の他にキビ入りのお粥が食べ放題。

アルカリ性のお湯はよく、部屋もゆったり、露天風呂の景色もよく、料理もまずまず。部屋からの眺めも、朝露に濡れた新緑が清々しいし、この新緑、もみじだから紅葉の季節は尚、素晴らしいだろうと。
ただ、大旅館のやや間延びした感じに損しているかな。大旅館というのは、団体客が押し寄せてテンション高い活気溢れる接客がマッチするといい雰囲気になるのだが、客が溢れていないと、間延びする。こじんまりとした料理旅館にして、料理に少し変化球を混ぜて、旅館と客の距離感を縮めたら、いい旅館になるだろうと思う。

行きも帰りも小雨だったが、かえって雨にぬれた新緑が鬼怒川の渓谷とよくあう。

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おまけにもうひとつ。

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2009/05/17

友家ホテル、湯之谷温泉郷・大湯温泉、料理がおいしい努力賞宿

友家ホテルに泊まる。

今週、2年ぶりに学生時代の同期が茅場町に遊びに来て、近場で呑んだのだが、そもそもその日は女房に早く帰ると約束していたので、飲んで帰ると言ったら怒っちゃって、だったら週末に温泉連れてけとゴネられて、その時の勢いで、ああいいよと言ってしまった訳で。

来たのは新潟は湯之谷温泉郷、大湯温泉の友家ホテル。
前から女房がいい宿だと見つけて、7月に勝手に予約を入れていたのを前倒しした訳。

道中は、経費削減の為、高速代が千円乗り放題になる関越の東松山まで下道を行き、関越で水上まで行き、水上の山路でランチし、また関越に乗って小出まで行って、そこから湯之谷温泉まで行ったわけ。

レストラン山路では、毎度お決まりの、女房はほうとう、私は釜飯。

ほうとうは前回と同じ山菜てんこ盛り。

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釜飯はお初の百合根釜飯。

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この百合根釜飯、かなりいいです。そういえば、百合根の釜飯というのは聞いたことないな。

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山路の前には利根川源流が流れていて、初夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の景色がいつも気持ちよい。

さて、湯之谷温泉は友家ホテル。

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2時チェックインのところ1時に着いたので入れないかと電話したが、まだ準備出来ていないと言われ、30分程時間を潰して1時40分程に入る。2時からだからちょっと慌てさせてしまったかな。
感じのいい若旦那?が迎えてくれた。
建物はかなり古い。案内されたのは4階だが、エレベーターがない。
最近、左膝が痛いのでありゃりゃと思った。
さすがに1階の大浴場から4階の部屋までの登りはキツい。部屋出しの配膳はそれ用のリフトを使っているようだ。

通された部屋は、8畳の和室プラス6畳のベットルームと広く小綺麗で、窓からは渓流が眺められて、申し分ない。

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改装されたばかりで、多分、広めだったベランダを拡張工事してベットルームを増設したのだろう。窓には新緑が映える。畳も綺麗。

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インスタント珈琲やお茶セットのコーナーもいい。

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胡麻プリンがウェルカムサービスについた。

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早速
一番風呂へ。早く入って写メするのが蕨屋流。
浴場は4つ。

男女時間入れ替え制の大浴場。

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眼前に渓流が広がる露天風呂付き。

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おしゃれな中浴場、

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内鍵式で無料の貸切風呂が二つ。時間制限も回数制限もないのがいい。

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お湯は無色透明、サラサラ系の優しいもの。

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ひとっ風呂浴びたらビール飲んで昼寝。

晩飯は部屋で。
順番にできたてを運んでくる。

前菜から良かった。

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まず、エビとホタテのテリーヌ、チーズの濃厚なソース。食感も味も見た目も良かった。初っ端がこれだったら、なんだか行けそうな気がした。

もうひとつがスモークサーモンのサラダ。よく売っているスライスものではなく、分厚い切り身のスモーク。多分、自前で作ったんだろう。崩しながらサラダの葉っぱと一緒に頂く。これも良かった。


白魚と姫竹の鍋。

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鍋としてはちょっと小さめだったが、味は良かった。これもあんまり経験しない味。

ひとつひとつは高級素材という訳ではないが、工夫があって、味付けもよく、へぇと感心しきりだ。毎度お決まりの旅館料理だと旅慣れした客は、まあこんなものかとなってしまうが、こういう変化球はとても嬉しい。


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炊き合わせはニシンと筍と生麩。
お造りはカツオ、ホッキ、鯛、甘海老。

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これ、あけびの新芽をさっと湯がいて、ウズラの黄身とダシ醤油で和えてズルっといく。初体験の味と食感。開高健が好きだった料理だそうだ。

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こしあぶらやタラの芽の天ぷら。粉チーズが下味に振るってあって、何も付けずにそのまま頂く。
うるいのお浸し酢味噌和え。これも珍しい。

鯛の兜焼き。

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男の手のひらサイズはある鯛の頭半身。塩加減がちょうど良かったので、両手ベトベトにしながら、目ん玉の裏、頬骨の間の身など、完全攻略した。

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シメのご飯はもちろん魚沼産コシヒカリ。最初一膳ずつ出されたが、お代わりしてくださいねと言われたので、どうせお代わりしますからもう持ってきといてと言うと、すぐにお櫃と塩昆布を持って来た。ツヤツヤで、お供の塩昆布をひとつまみ乗せただけで三膳、ペロリと行ける。
デザートはチョコミントの自家製シャーベット。

朝飯も三膳飯いけた。

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カレイの塩焼き。
独活の煮物。
アサリの味噌汁。
うまいハム。名前は忘れたが富山かどっかの有名なハムで、ハムでご飯くるんで食べてくださいと。
湯葉とジャコのサラダ風。
だし巻き卵。
フルーツヨーグルトサラダ。


女房殿、船山温泉もいいけどここもいいね、と。然り。

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2009/05/06

蕨屋猫屋敷化計画と子猫のマー君

我が家の猫屋敷化が進んでいる。

夫婦二人なので、猫の一匹くらいはいいかな、と思って飼い始めたら、すぐにもう一匹増えて、それで少し広いマンションに越したら、今度は子猫二匹いっぺんに増えて、また引っ越したら、4畳半が猫トイレだらけの完全猫部屋と化してしまい。今度はなんと五匹目の子猫が登場。こうなると、我が家は猫の屋敷に猫の世話係の女房と、餌代を稼ぎに出かけて、夜寝に帰ってくる私が居候しているみたいな感じになってくる。

猫というのは、出かけて帰ってくると、玄関まで出てきて、ミャーミャーなく。それが可愛いのだが、これは飼い主が帰ってきて嬉しいな、寂しがったよと鳴くのではなく、ご飯係が帰ってきたぞ、早くご飯くれ、と鳴いているのだそうだ、猫本によると。

それでも飼い主たる人間は自分に都合よく勝手に解釈するのが得意だし、本当は意味が違っていることを知りつつ、そんな状況に満足をする。
それでいいのだ。癒やしを得て、それで十分なのだ。

猫は人間の命令を聞かない。犬と違って、人間に誉められたい、という欲求はないのだろう。
飼われているという意識ではなく、居てやってるという意識なんだろ。


こうして、今日も猫どもと女房の待っている蕨屋総本家に私は帰る。

ところで、今度ウチに来た子猫、


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真っ黒黒すけのマックと名付けたのだが、男の子で、先月、生後1ヵ月くらいで来たんだけど、最初、料理用の秤で計量したら450グラムぐらいだったのが半月で950グラムになっていた!子猫の育ちは超速だ。


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最初はヨチヨチ歩いていたが、今では走って飛び回っている。
数年前に同じく子猫でウチに来たジロウ君の場合は、2ヶ月経ってものそのそ、もったらもったらしていたけど、今度の子はやんちゃ坊主だ。


先輩猫に、遊んでよと飛びかかり、先輩猫のウザい、という重い猫パンチを食らっても、ちょっと怯んですぐにまた飛びかかっていく。
実にやんちゃだ。
ソファーの上から床に飛び降りるのも、1週間前は出来なかったのに、今はためらいもなくジャンプする。実に逞しい。これは将来、ウチのボスになるな。


よく食べ、よく遊び、よく寝る。

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寝る子は育つ。


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毎朝、4時頃、私はこの子に起こされる。私の枕もとにはいつもジロウ君がべったりとへばりついて寝ているのだけど、早起きのこの子は毎朝4時に、ジロウ君遊んでよと飛びかかり、ジロウ君は眠いので、熊手のような肉球で子猫の頭を押さえ込む。子猫は嫌だとバタバタもがく。

でも、男猫たちはやさしくこの子を見守っている。
特にジロウ君は面倒見がいい。
一緒に寝てやったりしている。

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