酒飲みのための美ヶ原温泉・旅館すぎもと
12月10日、信州は松本、その松本城のそば、美ヶ原温泉、旅館「すぎもと」へ投宿。
筆者、温泉の旅、主戦場は群馬だが、最近は信州にも足を伸ばす。今年は別所温泉「七草の湯」、小諸温泉「中棚荘」に投宿したが、信州も中々いい。ついでに高峰温泉と浅間山荘のある天狗温泉にも足をはこんだが、みな、お勧めなところだ。
さて、今回のすぎもと。女房が見つけ出した料理自慢の宿なのだが、我が家の定宿になりつつある(実はクリスマスにもそこへ行く予定)伊香保の洋風旅館・ぴのんの若女将も知っているらしく、酒のみには絶賛の宿と聞いていたので、楽しみにしていたのだが、これが中々。。
ルートは今回、行きが外環自動車道から関越自動車道、藤岡ジャンクションから上信越自動車道を左旋回して松本インターという遠回りコースで、帰りが松本インターから長野自動車道、中央道と来て、環八経由で川口というルート。実は行き、長野は寒波で小雪が舞い散り、翌日の朝は宿の屋根に雪が積もるという、夏タイヤには厳しい状況になったので、北周りはあきらめて南ルートで帰ってきたのだ。
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昔風情の木造旅籠風旅館が何件か静かに並んでいる。その中の一つ。
中は木造3階。
通された部屋は8畳の和室に、6畳ほどの囲炉裏の板間がついていた。
内湯と、そのまま続きになっている露天と、貸切風呂がある。
貸切は無料で、空いていれば内鍵をかけて24時間ご自由にどうぞ、となっている。
内湯は狭いので、何組かがかち合うとちょっと落ち着かないが、貸切のほうは、檜風呂で、二人ではいるにはちょうどいい大きさ。24時間やっているから、夜中の2時と4時に、一人で使ったが、足を伸ばしてゆったり長湯できた。
残念ながらこのあたりの温泉は源泉掛け流し100%とは行かず、循環ろ過と塩素消毒使用となっているが、それでも泉質は中々で、風呂上りの湯切れもよく、あったまる。塩素もにおうほどは使用していない。
夕食。
よくある京会席ではないし、順番も変わっている。
まず、お飲み物を、ということで、出てくるリストはワインリストと、日本酒の冷酒、吟醸等のリスト。
3合2600円の冷酒を注文したら、こんなので出てきた。
信州牛の鉄板焼きに火をつける。
たいてい、ワンポイントあとに火をつけるが、ここはとっととつける。
ついでに釜飯(かに釜飯)にも火をつける。こちらは固形燃料で30分、あと15分蒸らして出来上がりというが、なぜか、その脇にある香の物にはラップがかかっている。そのわけはあとでわかる。
お肉を早速頂くが、噛み応えのある味のあるお肉。金盛館せせらぎのお肉も美味かったが、ここも中々美味い。
最初に並んでいたのは、お肉と、このなめこおろし。
信州といえば山菜、キノコ。
この2つの写真は、お通しとして出てきた、5点盛り。皿が横長すぎて一枚では収まらず、ニ分割した。
刻みわさび。ひとなめで脳天にツンと来る、舌がしびれる、がやめられないとまらない。
天然なめこ。
牛筋煮込み。
アケビの和え物。
なめこの金山寺ミソ和え。
この時点で、酒飲み、特に日本酒大好きオヤジにはもう、たまらない状況となり、酒も進む。
こんなのも出てきた。キノコ系の一口つまみ。
すでにお通しの5点盛りで感激していた筆者、これでさらに酒が進む。
熱々のきのこ汁。椀物。
湯葉刺し。これがお造りにあたるのかな。
桜海老と白子。これを出汁の張った銅鍋でしゃぶしゃぶ風にして食べる。これが鍋物というわけ。
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筍が焼かれて出てきた。
焼きたてをすぐにお召し上がりくださいとのことだったが、なぜか、コーンの香りがする。まさかゆで汁にスイートコーン使っているわけでもあるまいに、と思って聞いてきると、どうやら台湾産らしく、焼きたてはコーン風味もあって面白い味なのだが、さめるといけないようだ。
ざる豆腐。ざるで持ってきて、その場で、蓮華に盛って出す。
岩魚のなめろう。岩魚のなめろう?酒のみにはいけます。
渡り蟹のグラタン。
結構な品数で、そろそろおなかも一杯、酒もかなり回っていい気分。
相手の女房があまり飲まないので、ここで酒は終わりにしたが、相手が酒豪だったら、これ、どんどん行って、絶対、酔っ払いオヤジになること間違いなし。
ここの主人が打った蕎麦。十割か九割のもので、実はここの主人、蕎麦うちに自信があるらしく、夕方の5時から蕎麦うちをデモンストレーションしている。夕食が始まる前に、「ご飯は蟹釜飯をご用意しておりますが、そのほかに主人の手打ち蕎麦がございますがいかがなさいますか?」と聞いてくる。ネットで事前にそのことを承知していたので、頼む。この蕎麦まで食べれば、もうおなか一杯、酒も回って、釜飯には手が付かなくなる。そこで、釜飯はおにぎりにして夜食として部屋へ届けてくれるということになる。だから、最初っから、ご飯のお供のお漬け物セットにはラップがかかっていて、夜食とともに部屋へ運ばれるわけ。
満腹とほろ酔いで部屋へ戻ると、マンゴスチンと飴のサービス。お夜食とか、お休み前のちょっとした追加デザートというのは、うれしいものだ。
朝食はこんなかんじ。
鍋は湯豆腐。陶板はほうば味噌焼き。
ご馳走様でした。
酒飲みにはもってこいの宿でした。
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コメント
こんにちは&はじめまして、群馬のやまちんと申します。ぴのんさんちから飛んできました。
温泉、いいところに泊まってますね。美ヶ原「すぎもと」さん、私も昨年泊まりました。事前情報として料理は「酒のつまみ」であるとの認識でしたが、行ってやはりそのとおりでした。酒飲みにはたまらないですね。
ぴのんさんも13日(火)に2度目のお泊りです。ここは値段の割には料理は美味しいですね。リピータになる方の気持ち分かります。
また、お邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします。
投稿: やまちん | 2005/12/12 16:14
番頭さんトコを荒らしているジャンキーです。横浜市在住です。ザッと眺めましたがすごいレパートリーですね。
私は温泉でも居酒屋でも、一度惚れ込むとその宿その店ばっかり固執する偏った性格でなかなかレパートリーが増えません。行って良くなかったトコは記憶から消します(笑)。
美ヶ原温泉の「すぎもと」は以前から興味があり狙っています。
投稿: ジャンキー | 2008/04/23 08:22
ジャンキーさんこんにちは。すぎもとは安いし旦那が料理が感動だったと言っていました。
ここへ行ったら宿のご主人手打のそばを食べてきてください。別料金ですがおいしいので。
投稿: 美和 | 2008/04/23 11:04